リスと暮らす

作っちゃいました!超巨大ケージ

2001年 2月

ホームセンターでかき集めてきた材料を使って、巨大なケージを作ってみました。クギもノコギリも使わないし、見た目より簡単に作れます。
あなたも一度作ってみてはどうでしょう :-)

素材

以下のものをホームセンターで揃えました。温室ハウス以外は、大抵のホームセンターで入手可能だと思います。温室ハウスは簡易なもので、パイプの骨組みです。

部品 用途 数量
植物用温室ハウス(※1) ケージの枠 1 set
メッシュシート(※2) ケージの扉 900 x 600 1枚, 600 x 300 2枚 (mm)
アングル ケージのベース 1800, 900, 300 (mm)
キャスター ケージ移動用キャスター φ65 8個 (うち2個はロック付き)
金網 金網 900 x 14000 (mm)
針金 金網 0.9mm 径

※1 (株)グリーンライフ JH-1800DX (現在は生産終了になった模様)
※2 ホームセンターによくある、金属製の網状のシートこんなの

組み立て

骨組み

骨組みとなる温室ハウスは市販のものなので、説明書通り、単純に「差し込んで、ねじを締める(ドライバー不要)」だけです。骨組みに市販のこういうモノを流用したのは正解でした。組み立て時間は30分程度です。

奥の方に、この写真を撮った当時使っていたケージが見えますが、比較すると本当にこのケージが巨大だって分かるでしょ :-D

数日間掃除できない訳だから、衛生面を考えて、普通のケージのように床とケージの間にスペースを作って、そのスペースに床材を撒ける構造にします。

アングルを組み合わせてケージを載せるベースを作り、そのベースにφ65の大型の自在キャスターを取り付けます。
これで、キャスターの分だけケージが浮くので、床とのスペースができ、かつケージの移動が簡単になります。現在ココアが使っているケージと全く同じ構造です。

ベースが出来たら、その上に、ケージの骨組みを載せます。

金網

金網は、かなり厳重に慎重に張る必要があります。いい加減な張り方をして、どこか網の間に挟まったり、逃げ出したりしては、命取りです。餌を与えに人が来てくれるので、一日一回は確認できるけど、それ以外はずっと一人です。

その辺を考慮して、こんな点に気をつけました。

  • 網と網をつなぐ個所を最小限にするため、できる限り大きな面積の網を確保する。
  • 骨組みに固定する個所や網と網をつなぐ所は、針金で編み上げるように張り付ける。

なんと言っても、この金網張りが一番大変!
このケージの製作時間の殆どは、この金網張りです。

その他の部品

ケージのドアとか、餌フィーダーとか、棚とか、ハンモックとか色々取り付けます。

ケージの前面にメッシュシートのドア。
取り付けは針金で固定。

寝床となる、巨大ハンモック。
生地屋さんで買ってきたフリース生地です。


温室ハウスの付属品の棚を取り付け、その上にスノコを取り付けました。
スノコは落下しないよう、棚に固定しました。

ココアのご飯を頼む人は、リスを飼った事が無い人なので、ココアの抜け目のなさを知りません。ココアが脱走するリスクを減らすため、上で説明している前面のメッシュシートドアを開閉しなくても、ご飯をあげる事ができるようにします。
乾燥系のご飯は餌フィーダーで外から流し込みます。

以前使用していたケージの扉を流用。ここからは、野菜などのご飯を投入します。

もちろん、給水ボトルも完備。

完成

出来ました!

ここで数日間、ココアに過ごしてもらって、慣らし兼問題が無いかの検証をした上で、留守番してもらうことにしました。