ホームセンターでかき集めてきた材料を使って、巨大なケージを作ってみました。クギもノコギリも使わないし、見た目より簡単に作れます。
あなたも一度作ってみてはどうでしょう :-)
以下のものをホームセンターで揃えました。温室ハウス以外は、大抵のホームセンターで入手可能だと思います。温室ハウスは簡易なもので、パイプの骨組みです。
部品 | 用途 | 数量 |
植物用温室ハウス(※1) | ケージの枠 | 1 set |
メッシュシート(※2) | ケージの扉 | 900 x 600 1枚, 600 x 300 2枚 (mm) |
アングル | ケージのベース | 1800, 900, 300 (mm) |
キャスター | ケージ移動用キャスター | φ65 8個 (うち2個はロック付き) |
金網 | 金網 | 900 x 14000 (mm) |
針金 | 金網 | 0.9mm 径 |
※1 (株)グリーンライフ JH-1800DX (現在は生産終了になった模様)
※2 ホームセンターによくある、金属製の網状のシートこんなの。
骨組みとなる温室ハウスは市販のものなので、説明書通り、単純に「差し込んで、ねじを締める(ドライバー不要)」だけです。骨組みに市販のこういうモノを流用したのは正解でした。組み立て時間は30分程度です。
奥の方に、この写真を撮った当時使っていたケージが見えますが、比較すると本当にこのケージが巨大だって分かるでしょ :-D
数日間掃除できない訳だから、衛生面を考えて、普通のケージのように床とケージの間にスペースを作って、そのスペースに床材を撒ける構造にします。
アングルを組み合わせてケージを載せるベースを作り、そのベースにφ65の大型の自在キャスターを取り付けます。
これで、キャスターの分だけケージが浮くので、床とのスペースができ、かつケージの移動が簡単になります。現在ココアが使っているケージと全く同じ構造です。
ベースが出来たら、その上に、ケージの骨組みを載せます。
金網は、かなり厳重に慎重に張る必要があります。いい加減な張り方をして、どこか網の間に挟まったり、逃げ出したりしては、命取りです。餌を与えに人が来てくれるので、一日一回は確認できるけど、それ以外はずっと一人です。
その辺を考慮して、こんな点に気をつけました。
なんと言っても、この金網張りが一番大変!
このケージの製作時間の殆どは、この金網張りです。
ケージのドアとか、餌フィーダーとか、棚とか、ハンモックとか色々取り付けます。
ケージの前面にメッシュシートのドア。
取り付けは針金で固定。
寝床となる、巨大ハンモック。
生地屋さんで買ってきたフリース生地です。
温室ハウスの付属品の棚を取り付け、その上にスノコを取り付けました。
スノコは落下しないよう、棚に固定しました。
ココアのご飯を頼む人は、リスを飼った事が無い人なので、ココアの抜け目のなさを知りません。ココアが脱走するリスクを減らすため、上で説明している前面のメッシュシートドアを開閉しなくても、ご飯をあげる事ができるようにします。
乾燥系のご飯は餌フィーダーで外から流し込みます。
以前使用していたケージの扉を流用。ここからは、野菜などのご飯を投入します。
もちろん、給水ボトルも完備。
出来ました!
ここで数日間、ココアに過ごしてもらって、慣らし兼問題が無いかの検証をした上で、留守番してもらうことにしました。