10年目
色々な試練を乗り越えつつ、めでたく10歳を迎える事が出来た。
最近は毎日が特別メニューのご飯なので誕生日だからと言って、特に何をするわけではない。普段からメロンはマスクメロンしか食べてくれないし、カボチャも国産しか食べない。
何でわかるのか不思議だ。
マスクメロンは、奇跡的に年中入手できるお店を見つけた。なんと温室マスクメロンをほんの一切れだけ売ってくれる。
一切れなので、冬でも1000円以下で庶民にはありがたいお店だ。
誕生日として用意したのは、大好物のスイカだけ。
最近のココアの生活は・・・
起床。
以前は起きてすぐにひまわりの種を完食していたのに、今は全く食べない。なぜか、手渡しすると食べてくれる。
とにかく走り回り、元気そのもの。バク転もしまくり。
でも、オニグルミは割るのに苦労している。
若い頃は15分もあれば完食していたのに、今は休みながら割るので一時間くらいかかる。それでも最終的には割るので、歯は大丈夫だと思っている。
寝る時間はすっかり早くなって、10:00AM頃にはベッドに潜り込んでしまう。
2010-10-20
夜の散歩の時間。
ココアが起きるとココア警報を発令!!
携帯電話やリモコンは全てココアから隠さなければいけない。どれだけ隠しても見つけ出すので、基本は別室へ移動。(コンピュータのキーボードを放置しておくと、数分でキーが半分に!)
携帯は特に好きで、見つけると咥えて高い場所に持ち去る。
「返してよー、ココアー」とココアを見上げる飼育人は、いじめられっ子状態である。
そんな毎日なので、携帯電話を新しく買う際、ボロボロの電話を前に、「データの移行がうまくいかないかも知れません」と必ず言われる。
実際、普通の方法では無理だった事も。
2010-10-10
今はまだまだ元気だけれど、さすがに2mの高さから床に飛び降りる遊びはやめて欲しい。
骨が折れたら大変だ。
ココアの老後生活を考えて、家をココア老後仕様に改造中。詳しい改造内容はまた今度。
最後にもう一度起きてきて、大量の水を飲んだらご就寝である。
時々、夜遅く急に起きてくる時がある。そんな時は、深夜まで頑張る事が多くて大変。
部屋を真っ暗にしても2:00AMくらいまで起きていたり・・・。
最近ではココアも軽度の白内障なので、真っ暗だと見えにくくなっているはず。足を踏み外したりしないか心配なので、夜中2時に暗い中、リス相手にライトを照らしている私ってナニ?と思いつつ、元気なココアに感謝する毎日です。
こそぉっと目と鼻だけを出して様子をうかがう。
ココアはバレてないと思っているらしい。
ココアの活動時間が短くなってきたとは言っても、運動能力は未だ目を見張るものがある。ものすごい速さで垂直上下運動を繰り返したり、段差や長距離ジャンプをしたり。
確かに見た目はとてもそんな風には見えないんだけど、やっぱりもうお婆ちゃんなんだから少しは注意して欲しいとお世話係はいつもヒヤヒヤ。
ココアはそんなつもりは全然ないようだけど、実際、明らかに若い頃とは違うところがある。
それはお肌の潤い
つるつるしたテーブルや床の上で最近よくスリップして止まれないでいるのだ。
それなのに、そんなことお構いなしで激しく動き回るもんだから、スリップによる落下事故が本当に心配。
この歳で怪我をしたら即命取りである。
とは言ってもキタリスの生活から上下移動を奪うのはあまりにもかわいそう。
そんなわけで、高い場所の確保はしつつ、その移動経路の段差を出来るだけ少なくして、スリップや踏み外し事故を起こさない環境を...と考えて部屋を改造しているうちに、気がついたら部屋が要塞のようになっていました(笑)
ヒノキやサルスベリは危ないので撤去しました。
でもココアが大好きな「高い場所」が無くなるのはわいそうなので、ヒノキの代わりに段差の間隔が狭いキャットツリーを設置。
その他、上下移動範囲は確保しつつ、その間の段差を軽減する為、あちこちにステージや踏み台を設置しています。
つるつるのテーブルのエッジ部分に滑り止めのシートを貼り付けました。
最近のココアは勢い余って滑ってテーブルから落ちそうになる事が何度もありました。
若いときは絶対そんなこと無かったのに、カサカサなんだねぇ
ココアの移動する角材やリスウォークにも滑り止めを貼っています。
角材と角材の行き来の際に無理しないよう中間ステージも設置。
こんなに日曜大工をするとは思っても見なかったなぁ。
これが滑り止めシート。
いろんな場所に貼り付けました。これ以外にもコルクシートなんかも大活躍
ココア様用ジャングルルームと化した我が家
もう景観とかなんとか言ってる場合じゃない
ココアの筋力はまだまだびっくりするほど健在です。これで移動範囲や上下運動はまだ十分できると思うので、筋力の衰えが急激に進まず、それでいて怪我もしないように、と色々と考える毎日です。