飼育記録

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ココア大脱走

ココア大脱走

2001年 5月


これは、みゆき's 実家での出来事です。

今日はママさんと久々の映画。
ココア、お留守番ヨロシクね。

しかし、留守中の家では、とんでもない事が起きていたのです。

* * *

家に帰る途中、妹より tel が

♪〜♪♪
「あ、ごめん、今電車の中だから後でかけるね〜」 プチッ
で、再度かけ直したところ、『ココアが居ないんですけど・・・』ってあんたっっ! そんな大事な事は叫びなさいよぉぉぉ!
駅から猛ダッシュで帰ってケージを確認。

いないっっっ!! 本当にいないっ!

お中元の箱でもかまわず齧るココア 窓は全部閉まっているから、この家のどこかにココアがひそんでいる。ココアが犯したであろう痕跡が部屋中にある。かぼ種の入ったタッパが開けられ、20個程食べられた跡が! カーテンは半分以上レールから外され、ボールに入れておいたはずのプチトマトがばら撒かれている (葉を取っていて良かった)。
ママさんが通販で買ったばかりの健康器具もかなり悲惨な事に。(ま、どーせ使っていないんだからいっか)


齧る事が出来るものは全て齧った様子。変なもの齧って、体調悪くなってないかなー? どっかに挟まって動けなくなっているのでは?

冷蔵庫の中まで探したのに居ないなんて・・・?

その時、ふと視線を感じて振り返ると・・・。本棚に押し込んでいるヌイグルミを外に出して、代わりに自分がヌイグルミと化して寝そべっているココアの姿があった(お気に入りのヌイグルミは出されていなかった)
家中「ココア〜〜」と叫びながら走り回っていた私を、ココアは高い所から眠そうに見ていたわけだ。


その後、ココアは本気で逃げ回った。
家の構造を知り尽くしたココアを捕まえるのは容易な事ではなく、本能のままに逃げ回るココアに私の動態視力が追いつくはずも無かった。
こんなに早いココアを見たのは、この事件の後にも先にもこの一度きりである。
ココア捕獲に協力してくれた妹は、オデコに名誉のココア傷を受けました。
ダイブされちゃったのね。


ケージの鍵の掛け方が甘かったという私のミスでココアを危険な目にあわせてしまった事件でした。もしココアが有害なものを食べていたら...何かを落としてその下敷きになっていたら...この世にはいなかった事でしょう。


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